今年の7月、ステファニーは、ポールズイングリッシュの元生徒で、現在イギリスの大学に留学しているしおりさんにインタビューしました。しおりさんの話を聞いて、ポールズイングリッシュの生徒さんが将来が仕事や勉強、あるいは楽しみのために海外に行くきっかけになれば幸いです。
ス=ステファニー
シ=しおりさん
ス:いくつか質問をさせていただきますが、よろしいですか?よろしくお願いします。
シ:よろしくお願いします。
ス:ではまず、しおりさんの出身地や大学に通った国などの自己紹介からお願いします。
シ:初めまして、しおりです。福岡で生まれ育って、現在イギリスの大学に在籍しています。
ス:今も大学で勉強していますか?
シ:今現在は福岡でオンライン授業を受けていますが、おそらく9月からまたイギリスにいけると思います。
ス:よかった!しおりさんにはイギリスは一年ぶり以上ですね。どの大学で勉強していたか聞いてもいいですか?そして、専攻は何ですか?
シ:ゴールドスミス大学 (Goldsmith University)で、Curating (キュレーティング)という学部です。キュレーティングとは、博物館・美術館などの、展覧会の企画・構成・運営などをつかさどる専門職で、私は今、将来キューレーターになるための勉強をしています。
ス:海外に行きたいと思ったのはいつ頃ですか?何歳くらいからそう思い始めましたか?
シ:結構小さいころから考えていて、本格的にイギリスに行きたいと思い始めたのは小学校5年生くらい、ちょうどポールズイングリッシュに入った頃です。
ス:イギリスに行こうと思ったきっかけや興味を持ったことは何ですか?
シ:もともとイギリスの音楽に興味があって、イギリスの文化も好きで、イギリスだったらそういった芸術系の勉強するにはいいところかなと思いました。
ス:海外留学に行くためにどのような準備をしましたか?何をする必要がありましたか?
シ:一番にやらなければならないことはIELTSの勉強で、それもポールズイングリッシュで色々教えてもらいました。向こうで暮らすためにはネイティブの英語になれなければならないと思ったので、中学校とか高校での勉強とあわせてポールズイングリッシュで頑張って喋って、そのネイティブの英語を学びたいと思いました。
ス:将来、海外留学や海外勤務を希望する学生にアドバイスをお願いします。
シ:私が応募したのは、AMBITIOUS奨学金というものです。それは海外の大学に行く人の授業費を全部負担してくれる、福岡県がやっている奨学金です。まず、私が海外で何を勉強したいかとか、それを将来にどのように役立てたいかという文を書かなければなりません。それが通過したら、面接があって、より詳しい内容を聞かれました。
ス:応募書類や面接は、英語または日本語で行われましたか?
シ:全て日本語でした。
ス:それは、この助成金に応募しようとする未来の学生たちの救いになりますね。
将来、海外で勉強や仕事をしたいと考えている学生にアドバイスをお願いしてもよろしいですか?
シ:はい。まず、こつこつ英語を勉強するが一番大事だと思います。あとは、あまり恐れずにどんどん色々なことにチャレンジして、海外にもいってみてほしいと思います。
ス:最後に、将来的には、イギリスや日本で仕事をしたいと考えていますか?
シ:将来的にはイギリスで仕事をしたいと思っています。まずは数年間ロンドンのどこかのギャラリーでキューレーターとして働いて、その後、日本に戻って来て、東京で働きたいと思っています。そうした経験を積んで、将来のキュレーターとしてのキャリアに活かしたいと思います。
ス:素晴らしい!今日はここまでにしましょう 。しおりさん、ありがとうございました。